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電子マネーはプリペイド型とポストペイ型の2種類!その違いとは

公開日:2022/07/15


あなたは電子マネーの支払い方法に、プリペイド型とポストペイ型の2種類があることをご存じですか?プリペイド型は事前にチャージした金額分だけ利用できます。ポストペイ型は、クレジットカードなどと連携し、利用した分だけ、あとから支払う方式です。この記事では、それぞれ2つの方式の特徴について紹介していきます。

プリペイド型電子マネーの特徴

最初にプリペイド型電子マネーの特徴について述べていきます。プリペイド型電子マネーは、現金をあらかじめ前払いしておく必要がある電子マネーです。メジャーなプリペイド型電子マネーには、Edy(エディ)、Suica(スイカ)、PASMO(パスモ)、nanaco(ナナコ)、WAON(ワオン)などがあります。

プリペイド型電子マネーのメリット

プリペイド型電子マネーには、さまざまなメリットがあります。まず、事前入金式なのでクレジットカードのような返済不能におちいることがないという点です。確実に自分が入金した分しか使えないので、安心して利用ができます。また、プリペイド型電子マネーは審査なしで入手できます。クレジットカードの場合は、発行するときに審査を受け、それに通る必要があります。しかし、プリペイド型電子マネーでは、そのような審査は一切ありません。利用したいと思えばすぐに利用できます。

プリペイド型電子マネーのデメリット

プリペイド型電子マネーには、デメリットもあります。まず、利用するたびに残高をチャージする手間がかかるという点です。うっかりチャージをし忘れてしまうと残高不足になり、決済できません。ただ、現在一部のプリペイド式電子マネーでは、チャージする作業がほとんど不要になるオートチャージ機能が搭載されています。

オートチャージ機能とは、電子マネーの残高が自分の設定した金額未満になった際に、事前に登録したクレジットカードから自動入金が行われる機能です。自動で入金された分はクレジットカード払いとなり、翌月のカード会社指定日に、銀行口座から引き落としという形で支払われます。この機能を利用すれば、プリペイド型電子マネーにチャージをし忘れるということはありません。

ポストペイ型電子マネーの特徴

次にポストペイ型電子マネーの特徴です。基本的には対応しているクレジットカードを持つことが利用条件となっており、クレジットカードとほぼ同じような機能を持ちます。そのため、発行も実質的にはカード会社が行っており、決済もクレジットカードの請求と同時に行われる場合が多いです。メジャーなポストペイ型電子マネーには、QUICPay(クイックペイ)、iD(アイディ)、Smartplus(スマートプレス)、VISATOUCH(ビザタッチなどがあります。

ポストペイ型電子マネーのメリット

ポストペイ型電子マネーにも、さまざまなメリットがあります。まずは、プリペイド型のようなチャージの手間が不要という点です。ポストペイ型電子マネーは登録したクレジットカードを支払い元とするため、実質的にクレジットカードによる決済となるからです。また、利用するのにサインや暗証番号の入力は不要なため、普段からクレジットカードを利用している方には、クレジットカードと同じ感覚で、さらにかんたんに利用できます。

ポストペイ型電子マネーのデメリット

ポストペイ型電子マネーの一番のデメリットとして挙げられるのはやはり、後払いなので手持ちの現金以上のお金を利用できてしまう点です。クレジットカードと同様で、手元にお金がなくても、ついつい利用しすぎてしまう可能性があります。これを防止するためには、ポストペイ型電子マネーに登録してある、クレジットカードの利用限度額の設定を高くしすぎないことが挙げられます。また、クレジットカードを作成しなければならないことも人によっては、デメリットになり得ます。なんらかの理由でクレジットカードを作りたくない人や作れない人には、ポストペイ型電子マネーの利用はためらわれることでしょう。

電子マネーはメリットがたくさん

電子マネーには、ただ現金で支払うのに比べて多くのメリットがあります。ここからは、それを一つひとつ紹介していきます。

現金と比べて支払いがかんたん

電子マネーの一番のメリットといえば、やはりこれでしょう。電子マネーを利用すれば、お買いもののお会計の際に、いちいち現金を金額分払ったり、お釣りを受け取ったりする必要はなく、スピーディかつスマートにお買いものができます。

お買い物の支払いのたびにポイントがたまる

電子マネーは200円につき1ポイントなど、支払額に応じたポイントが付与されます。そのポイントは1ポイント1円などのレートで電子マネー残高に移行し、買い物に利用できます。電子マネーの平均的な還元率は、利用額の0.5%(200円あたり1円)ですが、なかには高還元なものもあるため、節約重視の人は、高還元な電子マネーを利用するのがおすすめです。

特定の店舗で割引サービスを受けられる

電子マネーにはWAON(イオン)やnanaco(セブン&アイ)、ユニコ(ユニー)などの流通業者が発行しているものもあるため、それらの電子マネーを利用すれば、特定店舗で割引が受けられます。また、流通業者以外が発行する電子マネーも、会員数獲得のためにクーポンという形で割引サービスを頻繁に実施しています。

 

以上がプリペイド型電子マネーとポストペイ型電子マネーの特徴です。それぞれの特性を改めておさらいすると、プリペイド型電子マネーは、事前にチャージする必要がある代わりに、利用しすぎることがほとんどないという点が挙げられます。ポストペイ型電子マネーはチャージ不要で、自分自身で利用金額を管理する必要がありますが、プリペイド型電子マネーよりもチャージする手間が不要で、楽に利用できます。そしてどちらも現金と比べて、はるかに簡単にお買いものの支払いができるというメリットがあります。ぜひ電子マネーを利用して、快適な決済を体験してみませんか。

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