昨今では、PayPayやAmazonギフト券といった「電子マネー」を使った取引が一般的になりました。コンビニや家電量販店でもさまざまな電子ギフトカードが販売されているので、一度は目にしたことはあるでしょう。ところで、電子マネーは買取してもらえるのでしょうか。今回は、この電子マネーの買取方法をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。

そもそも電子マネーとは？

電子マネーとは、文字通り「電子化されたお金」のことです。コンビニ等からチャージ「入金」することで、現金を持たずともスマートフォンやカードさえあればどこでも利用できます。

代表的なものは、駅やバスに使えるSuicaやPASMOに、さまざまな商業施設で使えるPayPayやWAON等です。電子マネーはクレジットカードのように審査することもないので、誰でも手軽に始められる他、「決済がとても早い」「盗難、紛失の心配がない」「ポイントがたまる」といったメリットがあります。

電子マネーの種類

電子マネーにはさまざまな種類がありますが、使用場面で見ると「交通系」「流通系」「QRコード決済」の3種類に分けられます。

「交通系」とは交通系に特化した電子マネーのことで、改札を迅速に済ませたり、定期券として利用したりできるのが売りです。また大手商業施設であるイオンや、セブンイレブンで使用できる電子マネーは「流通系」と呼ばれ、nanacoや楽天edy等が該当します。

最後に「QRコード決済」は、スマートフォンに電子マネーアプリをダウンロードすることで、対応した加盟店に使える仕組みです。スマホだけで決済できることが大きなメリットで、PayPay、LinePay、メルペイ等が有名です。

他にも電子マネーの支払い方式にはプリペイド式「先払い」と、ポストペイ式「後払い」の2種類に分けられます。

買取に適した電子マネーとは？

ここまで電子マネーの種類について紹介しましたが、買取に適した電子マネーはそれらとは別にあります。では一体何かといえば、Amazonギフト券やiTunesカードといった「電子ギフトカード」です。

なぜ電子ギフトカードが買取に適しているのかといえば、主に「24時間買える」「即日現金化が可能」「購入金額を細かく決められる」「換金率が高い」といったことが理由です。

たとえばAmazonギフト券やiTunesカード等はコンビニ等身近な店舗で販売されている上、ネットでも購入可能です。また電子ギフトカードはさまざまな金額で売られているので、自分で細かく購入金額を決めることもできます。

他にも電子ギフトカードは買取業者に依頼すると、だいたい60分～90分で買取してもらえるので、すぐに現金化できるのです。もちろん他の電子マネーでも買取してもらうことは可能ですが、買取率が高く、迅速な現金化を考慮すれば電子ギフトカードをおすすめします。

電子マネーの買取方法の種類

電子マネーの買取方法には、さまざまな種類があります。この項目ではそれぞれの種類について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

返品

最も手軽な方法は、電子マネーで商品を購入後、後で返品することです。すると決済分の金額が現金として手元に入ってくるので、結果的に電子マネーの買取になります。

たとえばコンビニでタバコをカートンで購入後、後から返品する方法や、ユニクロで商品を購入後、別の店舗へ行き返品する方法もあります。なおその際レシートは必ず持っていくように心がけておきましょう。ただ店舗によっては返品を断られたり、時間がかかったりする場合があるのでご注意ください。

銀行口座に払い戻し

PayPayやメルペイ等、QR決済の電子マネーの場合は、銀行口座に払い戻しする方法もあります。この方法のメリットは何より、電子マネーが100％現金として手に入る点です。しかし手数料がかかったり、振込に数日間かかったりする点がデメリットであります。

金券ショップを利用

Amazonギフト券やiTunesカード等、電子ギフトカードを持っている方は金券ショップで買取してもらうことも可能です。しかし多くの金券ショップは、実は電子ギフトカードの買取を行っていません。

これはなぜかといえば、電子ギフトカードが不正に手に入れた代物である可能性もあり、見分けることが非常に困難だからです。そのためAmazonギフト券の取り扱い店舗は全国でも14店舗しかなく、iTunesカード取り扱い店舗も全国12店舗しかありません。ただ対面なので安心感があるのと、即日現金にできるメリットはあります。

ネットオーションに出品する

電子ギフトカードは他にもネットオークションに出品する方法もあります。ネットオークションは自分で出品額を決められるので、電子ギフトカード買取業者よりも高く買い取ってもらえることがメリットですが、出品料や引き出しをする際に手数料がかかります。

また確実に落札される保証もないので、時間がかかる恐れもあるのです。何より厄介なのが、なかなか落札されないからと格安で出品すれば、かえって安い買取率になってしまう点です。こうした点から、電子ギフトカードの買取は、下記の方法をとることをおすすめします。

電子ギフトカード買取業者を利用

電子ギフトカードの買取は、買取業者の利用が最もおすすめです。なぜかといえば、確実に買い取ってもらえる点と、即日買取できる2点の理由からです。

買取方法もネットから申し込みページに飛び、必要事項「氏名や年齢、ギフトカードのコード等」を入力するだけなのでほとんど手間がかかりません。それに買取も60分～90分で終わるので、短時間で買い取ってもらえます。それにネットなので24時間365日買取可能で、買取率も高いのが魅力であります。

ただ1つ注意点として悪質業者が紛れ込んでいる可能性があるようです。そのため、古物商営業許可や業者住所が正しく記載されているかチェックしておきましょう。また申し込み時に個人情報の入力を求めてこない業者も悪質である可能性が高いので、避けた方がよいです。

以上、電子マネーの買取方法の種類について紹介しました。電子マネーの買取にはさまざまな種類がありますが、おすすめの方法は電子ギフトカードの買取です。買取業者を利用することで、確実かつ高い換金率で買取してもらえます。しかし業者の中には詐欺まがいの悪質業者もいるため、信頼できる業者であるかしっかりと見極めることが肝要です。今回紹介した中で興味のある方法があれば、ぜひ一度お試しください。

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